- ブレイクダンスの基本的な技を知りたい
- ブレイクダンスをこれから始めたい
今回はブレイクダンス初心者に向けた
簡単な技9選をご紹介します。
ブレイクダンスをこれから始める方はもちろん、
始めたばかりの人も是非参考にして頂ければと思います。
初心者向けブレイクダンスの技9選
ブレイクダンスには一般的な流れ(フロー)というものがあります。
- エントリー
- フロア
- フリーズ
この流れでブレイクダンスは構成されることが多いので、
このフローで技をご紹介させて頂きます。
1.エントリー
ブレイクダンスは床(フロア)で技をやっている
イメージが強いかと思いますが、
まずは、エントリーと呼ばれる「立ち踊り」から始まります。
後ほどご紹介するフロア・フリーズも、
もちろん大事ですが、
このエントリーの立ち踊りを疎かにして、
ブレイクダンスの上達はありませんので、
しっかりと身につけましょう。
トップロック
トップロックは広義の意味としては、
ブレイクダンスの立ち踊り全般のことを表すこともありますが、
一般的には、動画のようなステップのことを、
トップロックと呼んでいます。
肩幅に足を開いた状態から、
両手を広げながら、片足ずつ前に出すという、
動きとしては非常にシンプルですが、
それゆえにカッコよく見せるのが難しくもあります。
- しっかりとリズムに乗ってステップを踏む
- 動きに強弱をつける
(個人的には、足を前に出す時に力を込めるイメージ) - 少し内股を意識する
ツイスト(インディアンステップ)
こちらも有名なステップで、
ツイストやインディアンステップと
呼ばれています。
ツイストという名前にある通り、
足と腰をツイストしながら、ステップを踏むのが特徴です。
- 足・腰をツイストする時に動きのアクセントを持ってくる
- 体の重心をやや低くする
- 少し内股を意識する
アップロック
アップロックは今でこそブレイクダンスの中の
1つのステップと言われることが多いですが、
元々は「ロッキング(Rocking)」・「ロックダンス(Rock dance)」
と呼ばれる1つのダンスでした。
かなり自由度の高いダンスなので、
ベーシックなステップを覚えて、
そこから自分なりの動きを入れていくと良いと思います。
有名どころとしては、相手を殴るなどの威嚇するような動きが
よく使われいるイメージがあります。
- 動きの自由度が高いので、
まずは上手い人の動きを真似て、
動きのレパートリーを増やすのがオススメ
2.フロア(フットワーク)
フロアとは、その名の通り床(フロア)でやる技のことで、
一般的にフットワークのことを表します。
一言にフットワークと言っても、かなりの種類がありますが、
今回は代表的なフットワークを3種類紹介します。
6歩
フットワークの最も基本的な技が6歩になります。
その名の通り、両手を床に付いた状態で、
6つのステップを踏むことから、この名前が付いています。
数あるフットワークの基礎中の基礎となる技なので、
フットワークはまずこの6歩から身につけましょう!
- 腰が下がらないように注意する
- リズムに合わせてステップを踏む
(2カウントで3歩ずつ踏むのが一般的)
3歩
6歩と同様に、3つのステップで構成されていることから、
3歩と呼ばれるこの技も、代表的なフットワークの1つです。
足の開き方や置き方で、見え方が変わったりするので、
自分の気に入る形を探してみて下さい!
- 基本的なポイントは6歩と同様
C.C(キックアウト)
C.Cやキックアウトと呼ばれる技で、
フットワークで足が前にある状態から、
外側に足を蹴り出すフットワークです。
この技も、足の蹴り出し具合や角度等によって、
見え方が変わってくる技なので、
自分の気に入る見せ方を探してみて下さい。
- 外に蹴り出す時の足は出来るだけ
大きく蹴り出した方が奇麗に見えます!
3.フリーズ
フリーズはその名の通り、
ムーブの動きを止めるような技のことを表します。
多くの場合は、ムーブの最後に使われることが多いですが、
ムーブの途中に少し挟んでアクセントにすることも出来ます。
今回は代表的なものを3種類ご紹介します。
チェアー
フリーズの最も王道と言われるのがチェアーです。
腕を体の横に刺して体を支える非常にシンプルなフリーズですが、
シンプルゆえに足の形やチェアーへの入り方1つで、
見え方やインパクトが全然変わってくるフリーズでもあります。
なので、自分なりの理想的なチェアーを見つけるまでは、
長い時間を要する技でもあるかもしれません。
- 鍵足をキープする
- チェアー単体で練習する際は、色んな足の形を試すと良い
- 慣れてきたら、チェアーへの入り方からセットで練習すべし!
- 自分のやりやすい手(軸手)と逆側でも出来ると良い
エアベイビー
エアベイビーもポピュラーなフリーズの1つです。
これもチェアーと同じくシンプルなフリーズなので、
入り方・使い方をよく研究して使うと良いと思います。
また、エアベイビーを片手で行う、
「ワンハンドエアベイビー」は
単体でも、かなりインパクトのあるフリーズになるので、
エアーベイビーに慣れてきたら練習すると良いと思います。
- 慣れたらフットワークから一連の流れで練習すると良い
- 違うフリーズと連動して使用することも多い
(例:エアーベイビー→チェアー) - 左右両方練習しておくと動きの幅が広がる
ジョーダン
倒立系のフリーズの代表がジョーダンです。
多くの人がブレイクダンス始めた時に
練習する技というイメージもあり、
そこまで難易度も高くないので初心者の方でもオススメです。
ただ、両足を伸ばした状態で体を折り曲げる
「ダブルジョーダン」はかなりエグいフリーズですね!
- 倒立の状態から練習するのがやりやすくオススメ!
補足
ここまで基本的なブレイクダンスの流れ及び
代表的な技をご紹介させて頂きましたが、
最後にこれから練習する人に向けて補足させて何点か補足です。
単体の練習も大事だが、流れの練習はもっと大事!
技の紹介のアドバイスでも書きましたが、
ブレイクダンスの始めたばかりであれば、
まず技単体でしっかり身につけることが大切です。
しかし、実際にショーやバトルで、
ある1つの技のみで構成されることはないので、
ある程度ブレイクダンスの基礎が出来たら、
その後は、一連の流れで練習して下さい!
というのも、「技と技の繋ぎの部分」も、
ブレイクダンスをカッコよく見せるためには、
必要不可欠かつ意外と見落としがちな点のため、
普段からムーブを意識して練習することをオススメします!
ブレイクダンスの構成は自由!
「ブレイクダンスの流れはエントリー→フロア→フリーズ」
と先ほど言いましたが、正直この流れは絶対じゃないです。
エントリーが得意なら、フロアやフリーズなしでもいいし、
フロアが得意なら、フロアのみで構成してもいいです。
つまり、ブレイクダンスは本当に自由なので、
自分に合ったスタイルを是非見つけて下さい!
まとめ
今回は初心者の方向けにブレイクダンスの
比較的簡単な技を紹介しましたが、
これはブレイクダンスの技も本当に一部です。
しかし、多くの技がこの9つの技の発展形だったりするので、
ブレイクダンスを始めたばかりの方は、
まず、この9つの技をしっかりマスターしてもらえればと思います!
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